ひきこもりニートがリア充になるまで

ひきこもりニート歴10年越えの女がやっと頑張る話

【一年前】9月~10月の話

9月のわたし

さて8月に来てかなり
踏み台運動に飽きていたわたしですが
ある事を思い出します
我が家には8年ぐらい前に母が貰ってきた
エアロバイクがあったのです
むちゃくちゃ古く機能性も悪い物で
ゴミとして認識していましたが
捨てにくい物なので物置の奥に放置してました!
エアロバイクの消費カロリー等を調べたところ
なかなか良さそう!
早速掘り起こしてこいでみました
なんとか使えそうです!
臭いとかお尻痛いとか色々ありますが
飽きたときは気分転換が大事です

そんでもってこのあたりで
ダイエットしている事が本格的にバレますね笑

踏み台とはまた違って
使っている筋肉も違い久々の筋肉痛!
はい、楽しくなって参りました!
そしてさらにやる気が復活する物が
それは、ある一本のゲームソフト

三國無双6empires』

でした!
兄が280円で買ってきてくれました

実はわたし
スポーツも好きですが
歴史も結構好きなんですねー
戦国時代や三國志、世界史も結構好きですね
なので無双シリーズも大好きでした
朝からエアロバイクをこぎながら
ゲームをする!気がついたら夕方でした
なくなってきていたやる気がぐんぐん復活です!
あまりにも気分転換出来すぎて
一ヶ月はあっという間でした

しかしまだまだ相変わらずの
引きこもりニートで外には出ず
家の中で家事とダイエットとゲーム
それだけでした

10月のわたし

あっという間に10月です!
エアロバイクも楽しみながら
ここに来て大きな変化です
明らかに見た目が変わってきました!
自分の服が全部でかいのです
ズボンはもうずり落ちるぐらい
試しに母のズボンを履いてみる、わたし

はいった、入りました!ピッタリ!
気分はまるでシンデレラ
ついに自分でも痩せてきたのだと強く
実感できたのでした

すると、いよいよ自分は今
体重がなんキロになっているのか?
気になりました!
痩せた実感を感じ外に出てみたくなりました

一年の大掃除も
寒くなる前に済ませたい!
掃除用具が欲しい
そう母に言うと一緒に買いに行こうとお誘い
わたしは頷きました、行く!と
外に出ることはともかく
買い物に行くことがとても久しぶりでした
仕事終わり家の前で車で待つ母
母のズボンを履き
兄が今よりも痩せてた時に着ていたパーカー
を着て車に乗ると母がニヤニヤしながら

「ずいぶん細く見えるわー」

と笑ってました
わたしもちょっと照れくさい
そして車で買い物に向かう途中
母が気になる話をしました

なんと近所で小学生の頃の仲良かった友人のお母さんを
見かけたとのこと
自分は昔住んでいたとこから
少しだけ遠くに引っ越していた
しかも引きこもりしてしまい連絡もせず
引っ越してしまい、それっきりです
そんな友人のお母さんが
もしかしたら近所に引っ越して来たのかも
友人はもう一人立ちしているだろうけれど
なんだか複雑
内心会いたくないなぁと思いながら
近所で大きめのモールで買い物

久々の買い物は色んな色が目に痛かった
それぐらい色を見てなかったんですねー
色んな買い物をしてると
体重計が売っている!
買わなかったのですが、その場で
乗ってみました!

60キロ でした
正直、自分の身長からすると太ってます
けれど30キロ程は落ちていたわけです
嬉しかったですね!
そんなに落ちているとは思わなかったですから
そしてその後、母がわたしの服を買ってくれると
言うので服を買いに行きました
中に入って、大きめサイズをスルーする母が
嬉しいそうに

「もう此処で探さんでいいな!」

と大きな声で言うので少し恥ずかしい
とは言ってもわたしは
オシャレとか服の好みのなんてないのです
太ってからは着れるものならナンデモイイ
そう思っていたので
どんな服が良いかと聞かれても選べなかった
適当に安い服を選ぶわたし
でも、満足でした!
その店でお会計に向かった時
ぎょっとした、何故ならさっき話していた
友人のお母さんが居たのです!
うわーまじかーと
ついつい帽子を見に行くふりして
逃げ出すわたし
捕まる母(なんてこったい)

数分しても母と友人のお母さんは
話したまま
もう覚悟を決めて、わたしは挨拶することにしました!

まるめ「あ、あ~○○くんのお母さんだ」
(わざとらしく今気がついたを装うわたし)

と、言うわたしに
友人のお母さんは目をパチパチとして
顔が???です
しかも小声で「え?」って言われる
地味にショック!でもすぐに気付いたらしく
ええーっ誰かと思った!と驚かれる

駐車場まで話ながら
帰り、軽く友人が今何をしているかも
聞いたりして別れました!

言ったそばから
そんな出来事が起きる
ある意味早い段階で友人のお母さんとはいえ
昔馴染みに会いたくない気持ちの強いわたしには
良い経験になりました

たぶん、きっとこれからもわたしは
自分から昔馴染みに会いには行けないです
でももしもこんな風に偶然が
あれば、その時はしっかりと会おうと思った
わたしなのでした。


ではでは